―  パタゴニアとは?  ― 

 アウトドアを支えるブランドの考え方と商品づくり 

アウトドアウェアを探していると、一度は目にする「Patagonia(パタゴニア)」というブランド。
フリースやジャケット、Tシャツ、キャップ、バッグなど、アウトドアで活躍するさまざまなアイテムを展開しています。
パタゴニアは、単にアウトドアウェアをつくるだけではなく、機能性や耐久性を追求しながら、自然環境への影響についても考えたものづくりを続けていることが特徴です。
ここでは、パタゴニアがどのようなブランドなのか、どんな商品をつくっているのか、そしてアウトドアとの深い関わりについてご紹介します。

 1. パタゴニアはどんなブランド? 

パタゴニアは、アメリカ・カリフォルニア州を拠点とするアウトドアブランドです。
創業者イヴォン・シュイナードがクライミング用のギアを製作していたことから歴史が始まり、1970年代には現在のパタゴニアにつながるブランドが誕生しました。
その後、クライミングをはじめ、サーフィン、スキー、スノーボード、トレイルランニング、フィッシングなど、さまざまなアウトドアアクティビティに向けた製品を開発しています。
パタゴニアの商品づくりで重視されているのが、実際のフィールドで必要とされる機能性です。
防風性、防水性、保温性、速乾性、軽量性、耐久性など、アウトドアで快適に活動するための機能を追求。
そのため、登山やキャンプなどのアウトドアだけでなく、旅行や街歩きなど日常のさまざまなシーンでも使いやすいアイテムが揃っています。

 2. 機能性と「長く使う」を考えた商品づくり 

アウトドアでは、雨や風、気温の変化、岩や枝との接触など、ウェアに負担がかかる場面も少なくありません。だからこそパタゴニアでは、「機能すること」「長持ちすること」「多用途であること」を大切にした製品づくりを行っています。
代表的な商品には、保温性に優れたフリースやダウンジャケット、雨や風から身体を守るシェルジャケット、動きやすく乾きやすいTシャツやベースレイヤーなどがあります。
さらに、帽子やバッグなどの小物まで幅広く展開。アウトドアで求められる性能を持ちながら、シンプルで普段使いしやすいデザインも、パタゴニアの特徴のひとつです。
また、パタゴニアでは製品を長く使うための取り組みも行っています。修理や中古品の活用を促す「Worn Wear」では、製品を修理しながら長く使うという考え方を提案しています。新しいものを買うだけではなく、今持っているものを大切に使い続ける。
こうした考え方も、パタゴニアの商品づくりを語るうえで欠かせません。

 3. アウトドアと自然環境を考えるパタゴニア 

アウトドアを楽しむ人にとって、山や川、海、森林などの自然環境は身近な存在です。
パタゴニアでは、製品の機能性だけでなく、製品をつくることで環境にどのような影響が生じるのかについても取り組んできました。
1996年には、すべてのバージンコットン製品をオーガニックコットンへ切り替えています。
現在もリサイクル素材などの採用を進め、素材の選択から製造工程、サプライチェーンまで、環境への影響を減らすための取り組みを続けています。
こうした活動の背景にあるのは、アウトドアを楽しむために欠かせない自然そのものを大切にするという考え方です。
もちろん、衣料品を製造する以上、環境への負荷を完全になくすことはできません。
だからこそパタゴニアでは、製品を長く使うことや修理して使い続けること、環境への影響を考えた素材を選ぶことなどを通して、その負荷を減らす取り組みを続けています。

パタゴニアをアウトドアと日常に 

パタゴニアの魅力は、環境への取り組みだけではありません。
アウトドアで活躍する機能性、長く使うことを考えた耐久性、日常にも取り入れやすいデザイン。
そして、自然環境への影響を考えながら製品をつくる姿勢。
これらが組み合わさっていることが、パタゴニアというブランドの特徴です。
キャンプや登山、ハイキングなどのアウトドアシーンはもちろん、旅行や街歩きなど普段の生活にも取り入れられるアイテムが揃っています。
アウトドアをもっと快適に楽しみたい方も、日常で長く使えるウェアを探している方も、ぜひパタゴニアの製品をチェックしてみてください。